第2回 「目・鼻・口の制作」の補講
・目の制作の補足
これはそれほど難しくなかったと思います。指示通りやればそれなりの形は作れたと思いますがどうでしょう?
紙面の関係でカットになってしまいましたが、まず初めに眼球オブジェクトを用意したほうが作りやすいです。オブジェクトパネルで新規作成→眼球と名前を付けておき、基本図形(Pキー)から詳細設定でUVともに16を指定、生成ボタンを押します。ちょっと大きいので縮小します。拡大の数値入力パネル(Qキー2回)で0.1くらいにして、回転の数値入力(Cキー)でX軸を90度回転させます。
この眼球オブジェクトに沿わせるように目の形を作っていくとさらに上手にできます。
・鼻の制作の補足
図8の部分、押出しした段階でX=0の部分に面が作成されてしまうので、ミラーリングがおかしくなってしまいます。この面を削除するのがポイントです。曲面化表示だと分からないので、簡易表示に切り替えてください。そうしないとミラーリングのせいで問題の面が見えません。
簡易表示状態で-X方向から鼻を見てみましょう。面があるのが分かりますか?この面を削除しないと綺麗なミラーリングになりません。削除はDキーです。面をクリックすればその面が削除されます。
・口の制作の補足
今回の中で口の制作が一番難しいと思います。特に上下の唇の重なり合った部分、この部分を綺麗に交差させてあげないと唇の雰囲気が出ません。ですが、一度重ねてしまうとポイントが見えなくなってしまいますね。そんなときは必要の無い面を選択してCtrl+Hキーで隠して作業すると楽になります。
特に口元はポイントが密集する部分でしかもポイントが隠れてしまう部分なので、Ctrl+Hキーをうまく使いましょう。あと、裏側(-Z)方向から見てみるとか、簡易表示で-X方向からというのもアリです。とにかく様々な視点から観察&編集です。がんばれ!メタセコ初心者!
ということで、第2回の補講は以上。
各自復習を忘れずに。そんでもって、もし良かったら出来たモデルを是非見せてください。
それと質問、要望等も遠慮なくどうぞ。では、また!
|