メタセコ知恵袋その4〜編集オプションを理解しましょう。
メタセコユーザーの皆様、気がつけばもう秋ですが、張り切ってメタセコってますか?
またもや前回の知恵袋からずいぶん経ってしまいました。更新が遅くてホント申し訳ないです。
(なんたって、メタセコのバージョンアップより遅いんだからねぇ)
実は、ネタが無くって困ってます(汗) 何かやって欲しいこととかあれば教えてください。
さて、今回の知恵袋は、編集オプションについて。
今まで気にも留めずにいたあのボタンの意味について掘り下げてみます。
図1.編集オプション
編集オプションのボタン類。
もうすっかり見慣れているとは思いますが、実はPOMPが今までずーっとほったらかしにしていた可哀相なボタンがあったのです。
それが、編集オプションの
「範」と「縄」
です。
皆さんの中にもこのボタンを使ったことの無い方、多いのではないかと思います。
一体どんなボタンなのでしょう?
・・・ということで、試しに「範」ボタンを押してみてください。
見た目はなーんにも変わりませんね。
では、「移動」コマンドにしてみてください。ポイントや面を移動するコマンドですね。
そのまま画面内の何も無い部分からドラッグしてみましょう!
どうなりましたか?
なな、なんと!範囲選択ができるではないですか!
びっくりしましたねー。(大袈裟)
これで、「範囲選択」コマンドを使わなくて効率アップ・・・なんて思ったあなた、
実は落とし穴があるんですねー。
範囲選択しようとする始点の下に点、辺、面があると、範囲選択できないんです。
考えてみたら当たり前のことなんですが、この辺の使い分けをどうするのかっていうのもポイントになりますね。でも、ボタンの意味をしっかりと理解して使うようにすれば決して無駄にはならないと思います。
あ、ちなみに「縄」の意味はもうお分かりですよね?
POMPは縛るの苦手なので、あまり使いませんけど(意味不明)
〜番外編〜
はい、今回も番外編です。範囲選択の話がでたところで、範囲選択のちょっとしたTipsを。
下の画像をみてください。人差し指が切れてますね。可哀相に。
図2.いてっ、指切れた。
こんな時、「面張り」コマンドが非常に便利ですね。
図3.面張りコマンド便利です。
面張りでささっとモデリングしたいところですが、範囲選択の仕方を工夫するともっとお手軽に作業できます。
下の二つの画像を比べてみてください。
図4.点だけが選択されている状態
図5.点と辺が選択されている状態
面張りを行うには図5の状態からでないと一度に面を貼ることは出来ませんね。
この、「辺」も選択されている状態にするには、編集オプションの「面」のスイッチをオフにして範囲選択ツールで選択します。面がオンの状態では図4.のような選択になってしまうので、面張りが実行できないのです。
さあ、これで面張り一発で指を復活できますね。
図6.やった、指が戻った・・・?
編集オプションを変更しないで気合でモデリングしている人、工夫次第でどんどん楽になりますよ!
以上、メタセコ知恵袋でした。
|