メタセコ知恵袋その3〜3ボタンマウスをお勧めします。
メタセコユーザーの皆様、残暑が厳しい今日この頃ですが、負けずにメタセコってますか?
前回の知恵袋からずいぶん経ってしまいました。更新が遅くてホント申し訳ないです。
さて、今回の知恵袋は、3ボタンマウスについて。ちょっと地味なんですが、これがまた非常に便利なんです。
実は、3DCGには3ボタンマウスが必需品だったりします。僕は外でSoftimageを使っているのですが、こいつは3ボタンマウスを前提に設計されています。Lightwaveでは2ボタンで問題なく使えますが、実は、3ボタンのほうがモデリングの際に便利です。
そんなわけで、ハイエンドCGソフトでは3ボタンは当たり前なんですね。
ということで、僕の中では非常にハイエンドなモデラーであるメタセコイアも、もちろん3ボタンマウス対応なわけです(笑)
ところで、 みなさんのなかで3ボタンマウスを使っているっていう方、どのくらいますでしょう?
2ボタンマウスの方も結構いるのではないかと思います。
そんなこんなで、メタセコに3ボタンマウスを導入すると、どんなに便利か、紹介いたしましょう。
まずは、環境設定パネルを見てみましょう。マウスタブの中にちゃんと、「中央ボタンの操作」という設定項目がありますね。
図1.環境設定パネルを開いてみました。
デフォルトでは、「視点の移動」になってます。心理的にはこの辺をいじってカスタマイズしてみたいところですが、デフォルトがベストです。
で、何が便利になったかというと...
皆さんおなじみの、この部分の
図2.おなじみの部分
このアイコンを使わずして視点の移動ができるんです!
図3.このアイコン
なんだか、拍子抜けさせてしまったかもしれませんね。でも、本当に便利です。作業の中断が無くなり、実にスムーズに作業できます。メタセコのうりはやっぱり、ぐりぐりまわして、いろんな角度から見ながら作っていくところにあると思うんです。でも、2ボタンマウスだと途中で余計な動きが出てきてしまうので、少しストレスが溜まります。これは、ショートカットのカスタマイズと共通するところがあると思うのですが、
やっぱりモデリングは効率よく。
これに限ります。
〜 番外編 〜
今回の知恵袋はちょっと物足りないという貴方のために、番外編をご用意いたしました(笑)
3ボタンマウスについて取り上げたので、ホイール付きマウスについても少しだけ。
図1の環境設定パネルを見ると、下のほうに「ホイール」の項目がありますね。
どうやら、ホイールによるズームが可能なようなのですが、これがまた、とっても曲者なのです。
はっきり言ってしまうと、
「使い物になりません」
...あぁ、O.Miznoさんごめんなさい!!
と言うのも、どうやらホイールが効いてくれる状況が少ないようなのです。
普段作業しているとき、ほとんどホイールは使えません。
が、たとえば「移動」の数値入力ボックスにカーソルを合わせたときなどには効いてくれます。
どうやら、アクティブになっているパネルによるみたいなのですが、詳細は不明です。
噂では、「オブジェクト・材質パネルを消せば効く」という話も聞きましたが、それでは作業しにくいので、やってません。作者のO.Miznoさん曰く、OSの仕様の関係でどうしようもないらしいです。
これがちゃんと機能してくれれば、右+左ボタンの設定を変えられるのですが、今のところまったく不自由していないので、僕にとっては問題無しです。
(ということで、番外編なんですね^^;)
追記:Metasequoia Ver2.0
Beta5 からホイールによるズームがしっかり機能するようになりました。(10月4日)
〜 番外編2 〜
続いて番外編2です。今回は盛りだくさんな知恵袋(^^)
このページに良く遊びに来てくれる、LAさんに教えていただいたのですが、
「押し出し」コマンドに数値入力があったんですね。
図4.押し出しパネル
今まで全然気づきませんでした。しかもCtrl+Eのショートカットが割り当てられています。
いや〜知らないことだらけですな。奥が深いです。
ということで、今回はこれにて。
あ、あと、お勧めのショートカット、裏技等あれば大募集します。次回の知恵袋で紹介します。
以上、メタセコ知恵袋でした。
|