目が覚めると大粒の雨が激しく窓を叩いていた。
昨日は折角がんばって外へ出ようと決心してベッドに入ったのに、
今の僕にはまるで起きる気力が無かった。

目が覚めると大粒の雨はすっかり息を潜め、静かな夜が訪れていた。
僕はカメラを片手に、夜の街へと消えていった。