夕焼け雲を追いかけた。
高さばかり競い合うように聳え立つ人の巣の狭間を掻き分け走る。
ほんの一瞬、この一瞬を逃したら最後、もう二度と得る事の出来ない色彩。
僅か4%の違いに気づくことから、僕は何を得たのだろうか。
SUNSET BLUE.
そして僕は色を求めた。